【ドンキーコング】色んな意味で愛されていた?クレムリン軍団のコプターについて語りたい

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小4の時から弟と共にお気に入りだった。

どうも、こんにちは。人気キャラよりマイナーキャラを描く絵描きです。

前回、前々回はドンキーコングたるジェットレースの記事を上げましたが、今回も入りきれなかった分の続記事。
3にて雑魚敵として初登場した上にたるジェにて奇跡のプレイアブル化を果たしたクレムリン軍団の「コプター」について語ることにした。

たまにたるジェのクランプと同様にファンアートを描くことが多いから、どっちも好きなんだけど、もしその一体を選ぶとするならコプターなんですよ。それぐらい好き。


実はたるジェのネタを探すためにXを開いて調べたんだけど、あるクレムリン軍団好きな方が人気投票をしていたんよね。気になる方は各自で調べて下さい。
するとたるジェのコプターは「5位」にくい込んでいたとか。

なんとあのバロンクルールと同じ順位だよ。ボスと同じ順位って凄すぎか。

とこんな感じに一部からは好れていたので……だったらコプター好きとしては語るしかないと思ったわけで!
そのため後半には上位にくい込んだ考察もします。何ならサムネにある本気絵も最後に紹介します。それでは本編へどうぞ。

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ドンキー新作でクレムリン軍団が復活することを願って、レア社時代のクレムリン軍団が活躍する作品をいっぱい楽しもう。

目次

3のコプター

そんな訳でまずは彼が初登場した作品から紹介しよう。
というよりスパドン3をプレイした方なら、奴のことをうざいと思ったことだろう。

それもそのはず。
バズと同じく空中の雑魚敵でもあり、しかも当たり判定のリーチも長く無敵の雑魚敵だからだ。

これには自分も苦戦した。RTAを予め見ていたから、何度もやられることは無かったけど。

唯一の救いは終盤のワールド6のカミソリ渓谷にしか出現しない点だろうか。最強の双子みたいに(外伝や移植は除く)

一説にはバズーカがTNTバレルで倒せたから、コプターもそれがあれば倒せたのではと思われているが、真相は不明。
しかし内部では没データとして、やられた時のモーションやプロペラを構えた立ちモーションがあるぞ。

さらにGB版では容量の都合上、踏んで普通に倒せる上に地面に当たると自爆するという大幅な弱体化をされているぞ。無敵の敵とは何だったねん。










いや、この絵、たるジェのコプターや!3のコプターどこにも描いてないちゅうねん

一瞬、自分の絵柄貶されたと勘違いしたし、何ならこの絵無断転載もされたし





キャラデザについてはクランプとカットラスを合わせたものか。クランプはヘルメットのみなので、カットラス成分高いけどな。

ヘルメットとプロペラ装備。体色は黄色。つぶらな瞳でワニなのに如何にも、可愛らしい。
小さいくせ顎が太いから噛み付く力も凄そう。てか、3のクレムリンのほとんどがワニには見えない奴らが多い。


一部ワールド限定の雑魚敵コプター。

しかしそんな彼がまさかの大出世を遂げるとはこの時誰も予想していなかった……

たるジェットレースのコプター

まず公式サイトや攻略本のキャラ紹介、そしてゲーム内での行動を合わせて自分流に紹介してみる。

クレムリン軍団の1体で飛行専門のクレムリン。
軍団の中では空飛ぶ力が一流であり、自身が飛びやすくするために身軽で細身の体型をしているのが特徴。
装備はプロペラが付いた黒いパイロットヘルメットと黒いバックパック。またボディの色も黄色とかなり珍しい。

性格はせっかちで少し意地悪。
常にテンションが高く、レースで1位になると腹を抱えて笑い、如何にも「飛行職である自分に勝てる訳がない」と相手を煽るのが特徴である。

しかし2位以下になれば急に冷静になって素直に負けを認めたり、タイムアタックに挑戦している相手のタイムをちゃんと測ってくれたりするので、せっかち=キレやすい奴ではない。


ということで、スパドン3をプレイした方にとっては衝撃の再登場!

(自分みたいに)未プレイの方は新クレムリンだと思ったはず。

この時期のクレムリン軍団は再登場する機会が少ない者が多く、再登場したとしてもキャラデザを変えて登場することが多いのだ。

彼も例に漏れずだったが、当初の設定によるとヘルメットにプロペラを付けて3のデザインのまま登場する予定だったとか。

(ちなみに横には「キャリー」というキップやキャスの元になった女の子クレムリンがいたので、子供男女ペアとして登場するつもりだったかもしれない)

もしこのまま登場しても愛着が湧くかは不明だったけどね。
しかし唯一空を飛ぶ個性があるからこそ、あえて成長させて高性能にしたのだろう(彼はドンキーとクリッターの上位互換です)


実は初見時最後に手に入れたキャラなのでかなりの思い出があって、クルールやクランプと並んで好きなクレムリン。特にワイルドムーブを繰り出した時の声がおもろくて、当時は笑っていた。オラオラ系なので。

しかし昔はワニとは思えないほどの顎が太かったのに、成長した事によりスマートになったよね。パッと見クリンガーにも見える?

ちなみに口先が長いのが原因なのか、角度によってはキモイと感じることも。

当時コプターのフカン顔や横顔を見せた時、友達が「キモ!」って言っていたので(笑)
クレムリン軍団を全く知らん方からしたらそう見えるんだろうね。まあ、二足歩行をしたワニだしな。

だからファンアートを描く際は可愛い、かっこよく見える角度でコプターの顔を描いています。好きなので。

コプターが成長したきっかけの話がある(小ネタ?)

ここからは完全に考察。

事の発端は「うほうほドンキーくん5巻」にて。2022年の1月、突如としてドンキーゲーム……いや、スパドンシリーズのクレムリン軍団に再ハマりした時期。

あまりにも当時のスパドンの漫画を見たいということで、あの時期にうほうほドンキーくんをAmazonにて全巻を手に入れることに成功したのだ。既に所持していた1巻を除く(理由は後ほど)


勿論5巻は3の後半エリアが出るしコプターもそこにいるだろうと思ったら、案の定いました。しかもキャラ紹介にいるという優遇ぷり。流石プレイヤーから嫌いとかウザイと言われる雑魚キャラ。

ここではその漫画のきっかけのシーンを紹介するが……





長いので一旦たたみます。

第5話の中盤から(ネタバレを最小限にしつつ)
  • 崖から転落するディクシーとディンキーを下から眺めていたコプター。クレムリン軍団なので彼女たちを見つけた際には、クルールに喜んでもらうためにやっつけようと企む。
  • 再びロープを伝ってある場所へ登ろうとした二匹。そんな中コプターは原作の「ファイヤーロープパニック」みたく、ロープの下に火を付けて彼女らを焦らせる。
  • そんな状況をコプターは笑い、さらに二本のプロペラを使って空を飛び、ディクシーやディンキーを倒そうと対峙することに。


  • 最初はディクシーたちを追い詰めていたが、ギャグ漫画なので当然ギャグを挟まれつつピンチを切り抜けられる。
  • しかしそれでも彼は負けじと「ガキだけでもクルール様の手土産にしてやる!」とディンキーに嚙みつく。
  • ディクシーは「そうわさせないわ!」とディンキーをコプターから無理やり引きはがそうとする。
  • その時は二人で回ってディンキーの身体をねじってしまったがために、最終的にはディンキーの身体が伸びきってしまうことに(この時のコプターは目を飛び出して驚いていた)



しかしこの行動を起こしたことにより、コプターは「そんなに背が伸びるなら、おれもやりたい」と言い出す。

その願いをディンキーは引き受けるのだが、コプターは自身のプロペラをディンキーに渡してしまったが為に、谷底へ落ちてしまうという自滅をかますことに。

これにはディクシーも「あほなやつねぇ……。」と言わざるを得なかったとか。



まあ、ざっくり説明するならこんな感じ。

ゲーム内においてもコプターのプロペラに当たれば返り討ちなので、一応ディクシーが飛べるとはいえ、彼の「背が伸びたい欲」が無ければ、彼女らをやっけていたに違いないだろう。

まあ、どっちにしろ結局はギャグをかまされて別の形でやられるのがオチだが。



そして「これをきっかけにたるジェットレースで成長を遂げることになったのでは?」と推測している。

ゲーム内でもディクシーとほぼ同じ背丈のディディーと並んでいる場面が見られるのだが、背も明らかに超えている。

イメージ画像

そのためディクシーより成長したことが伺える。

まあ、それでもクリッターやカリプソよりかは小さめだが。3Dではほぼ同じに見えるけど、アートワークではやや小さめになっている。

ちなみに漫画版の設定がゲームに逆輸入されることは、そんなに珍しいことではない。例えばマリオブラザーズWiiで初登場したアイスフラワーは、実は「マリオくん」が初出である。

コプターは漫画版で3のデザインで登場しているため、結局のところ逆輸入ではないけども。

だが「背が伸びたい願望」があったのは事実。

あの単行本は1998年が初版だったので、もしその漫画の世界線の彼の願いを受け入れたとしてキャラデザを変更したならば、実に9年ぶりにおける「フラグ回収」だったとも言えるだろう。



流石ギャグ漫画の代表コロコロ。

ハマったのはかなり遅かったが昔にマリオくんやカービィ漫画全巻を揃えるほど、うほうほドンキーくんをブックオフで1巻と3巻を購入していたが、恐らく家を建て替える際に3巻が行方不明になってしまったのは悲しき思い出。
しかもスパドン2とかいう神ゲーを元にした漫画だったし。2巻をすっ飛ばしてワールド4からやったけどねぇ

懐かしすぎてカービィやマリオくん並みに面白くて、今でも笑える漫画だと思います。

自分の場合、送料を除いたら巻ごとに200~450円とまちまちで偶然安く購入できたけど、今後新しく擦られることがなければ価値が上がるので、もしうほドンを購入する際は確認を。

ちなみに5巻の場合Amazonでは現在約1,000円、ヤフショでは約2500円になっております。うわー

人気投票で上位にくい込んだ理由を考察

その1「3の雑魚敵としての印象が深かったため」

うざキャラ故に。もうこれが全てなので特に言うことなし。

だから3のコプターでもそこそこ順位を取っていた。嫌いと言われつつも何だかんだ一部から愛されているんやな。


カミソリけいこく限定ではあるけど、たるジェでの再登場がなければそもそも名前すら忘れられていたまであるぜ……空を飛べるクレムリンで良かったね

その2「初心者向けのキャラだから」

次はたるジェ限定の話になるけど、能力が平均的かつコーナリングが最高という軽量級にありがちな使いやすさも相まってか、攻略では「初心者向けキャラ」として語られることが多い。

実際に日本で珍しくたるジェのプレイ動画を上げていた方がいたんだけど、その方自身もコプターで好成績を残していたのだ。
逆にファンキーと言ったスピードに全振りしたキャラが使えず苦戦したり。

要するに「スマブラのカービィ」的立ち位置か。

レースゲーで極めるなら重量級キャラを押すけど、最初のうちは初心者キャラにお世話になることが多いため、それで愛着が湧いていたのかもしれない。

自分もその一人です。スマブラXでは勿論カービィを使っていたで

その3「個性が強かったから」

まあ、キングクルールには到底勝てるわけがなかったけど、クレムリン軍団の中ではクランプやクラッシャと並んでもいいぐらいの上位だったから、あり得る話である。

てか、あの2匹に関してはアニドンの影響だと思うけどな!

しかし元々3での立ち位置(無敵かつウザイ雑魚敵として)で注目されていたのと、たるジェでのキャラ付けがあってこそなのだろう。

さらに唯一軍団の中で(たるジェットなしで)空を飛ぶことが出来るワニであるのも、珍しい。

ちなみに声のテンションに関しては自分が空を飛んでいる時にしか出さないことが多いので、普段は静かだけど、空を飛ぶときはやたらテンションが上がるキャラだと思ってます。

これぞギャップ!

経験したことはないけど、現実でスカイダイビングをして空を飛ぶあの感じ。

何ならディディーと一緒にいる時も普通にしていたので、もしかしたらこれが素なのかも。
我々人間もワニも普通空を飛べないから、空を飛ぶことでテンションが上がるのはわかる気がするわ。

最後に

しかし折角たるジェにて再登場したにも関わらず、出番が無くなっているかつそもそもこのゲーム自体の知名度が薄いことから、彼の魅力がイマイチ伝わっていないのが残念な点。何ならあれから17年経ちましたよ

海外とか一部日本のドンキーガチ勢には好きっていう方は多かったりするがね。



また海外だと、たるジェのコプターはイケメン枠として注目されていたとか。

たまにコプターの話は聞くが、3のコプターもいいけど、たるジェのコプターも好みっていう海外勢は多いです。



まあ、確かにそれは分かる。目付きが明らかに子供ぽくない、というか細いんよね。

クレムリン軍団って大体、マッチョ、デブ、おじさんが多いから、こういう若い子が入るだけでもむさ苦しいさがマシになるのは大きいと思う。現クリッターもマッチョになってるしね

そんな状況を知った上で何度も言うけど、このキャラデザでテキストを出したり、ボスキャラとして登場したりしたら、人気が出ることは間違いと思います。



だってビジュアルが良いんだよ。
細身で、黄色で、目付きが悪くて、テンションが高いクレムリン。出さなくてどうするねん。

今でこそクルールの方が好き度合いが強いけど、もしこれが実際に起きたとするなら、ガチでクルールよりかは好きになりそう。

またコプターはスマブラSPのキングクルールのカラー系として、4p枠で登場しているとか。海外では「golden king(黄金の王)」と呼ばれているらしいぜ。

スピリットとして出なかったとはいえ、こんな風に登場させてくれた桜井氏には感謝したい。さらにこれはクランプやクラッシャも同様だぞ。

もしクレムリン軍団が復活したにも関わらず、3のデザインで雑魚敵として再登場、もしくは出ないってことになったらズッコケてもいいレベルよ。

てなワケで、コプターが色んな意味で一部から好かれていたことが分かったから、そんな方たちの為にも、またかっこいい絵柄でファンアートを描いたのでおまけに紹介しよう思います

ボスコプターと子分たち?



※本日のサムネの全体絵だけど、妄想絵注意。それでもOKな方は開いて下さい

去年ニンダイが来る前日にバロンクルールの力を受け継ぐ者として描いた妄想絵を再び考え直し、子分を加えたカラー絵。

完全に妄想絵だけど今まで描いてきたコプターの集大成ともいえる。

今まで描いたかっこいい絵柄のボス風コプター。今回は左をコンセプトに描いた。

色合い的にも雷を扱い、大きなプロペラを科学力で自在に動かすボスをイメージしたで。贅沢な願望だけどたるジェのコプターだけでなく、3のコプターも復活してほしいよね。

もしたるジェのコプターが再登場するなら、キャラデザはそのままにボトムスとかの変更がくるんじゃないかなと予想してる。地味なのとやや現クリッターと被っているからさ。

ちなみに大きなプロペラで一部が隠れてしまったので、現コプターの全身絵はこんな感じ。

ラフも添えて。またズボンにあるポーチは彼のたるジェットについていたものを付けているで。





もっと話したいけど、今年のおみくじで「願望せずとも願いは叶う」と言われていたから、これ以上言及しないでおこう。言い過ぎて逆に実現しなかった自分を怨むぜ。

どうやら2022年の3月から妄想や予想立てているんで、もしクレムリン軍団が再登場して一つでも予想妄想が当たっていたのなら、答え合わせ記事を上げようと思います。




以上。最後までお付き合い頂きありがとうございました。

今日はここまで。
ではまた

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