【デメリット】液タブが「体に悪い」って話は本当なのか?元板タブ派だった絵描きが対処法を教えます

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液タブ優秀すぎ。

どうもこんにちは。板タブ使用歴7年かつ今年から液タブを購入した結果、魅力にハマった絵描きです。

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最近は前からアクセス数が多かったとされるこの記事の続編を出したかったということで、今回は液タブ未所持方向けに液タブの特徴を解説することにしました。





しかーし!

自分が実際に使ってみたところ、あまりにも板タブより出来ることが多くてむしろ、

「今後は液タブで絵を描いていこう」

って思うほど、魅力に気づいてしまいました。

一応身体への負担があるのは事実だけど、それを軽減する方法やアイテムも途中で紹介するので、液タブの購入を検討している絵描きは、是非とも参考にしてみてください。

勿論オマケに、優秀な液タブを安く購入できるサイトも紹介しますよー

それではどうぞ。

この記事はこんな方におすすめ
  • 液タブへの体の負担を減らしたい絵描き
  • これからデジタルで絵を描き始めたい絵描き
  • 液タブの特徴を知りたい絵描き
  • 安い液タブを知りたい絵描き
  • 現在板タブを使っているけど、液タブも購入するか迷っている絵描き
目次

液タブを使用すると身体への負担が大きいのは本当なのか?

結論。事実だけど、半分は間違っている。

特に腰が悪くなるとよく言われているのはガチ。
何故ならモニターに直接描く都合上、画面に近づいて描くことが多いので、どうしても姿勢が悪くなってしまうのだ。
また腰だけじゃなくて、目も悪くなる。

だからモニターを見ながら姿勢を維持した状態が出来る板タブの方がいいと言われているのだ。

実際に自分も人気イラストレーターのYouTuberがこのように言っていたのを真に受けて、液タブに触れることがなくずっと板タブで絵を描いてきました。



しかし今年に入ってから1度でも液タブに触れてみようと思い試しに購入して使用することにしたのだ。

するとどうなったのか。そう前より作業効率が上がったのだ。

やはり紙に描くのと同じ感覚で使用できたことから、何で今まで使ってこなかったのかと後悔しましたよ。

今の所、腰の負担はないどころか1日長時間絵を描く機会がないんですがね。要するに液タブは身体の負担が大きいのは事実だけど、使い方次第では負担が軽減することが可能ということなのだ。

ここからは液タブを使用した際の身体の負担の原因について探ると同時に対策法について解説していこう。

対処法その1「休憩を挟む」

これが大事!

ゲームとかもそうですよね。
椅子に座りながらモニターを見つつ、長時間やり続ければ腰も目も悪くなるし、頭痛だって起きます。

最悪中には睡眠も取らず72時間ゲームをやり続けた結果、死亡した事例もあるくらいなので。

仕事や同人誌などの締め切りでぶっ通し描く気持ちはあるかもしれないが、ろくに睡眠を取らずに倒れると意味がないので、最低でも1時間ごとに休憩を挟むべきかなと。

例えば労働衛生管理ガイドラインによると、

液晶画面等の画面表示機器と、キーボードやマウス、タッチ画面等の入力機器による情報端末(=Visual Display Terminals)を使用する作業。

略して「VDT作業」では、連続で1時間以上の作業が発生しないように、「10〜15分程度」の休憩時間を設けることを推奨している。またVDT作業による健康被害が注目されたのは1980年代からとされている。

要するに1時間ごとに「10〜15分の休憩」をとるのがおすすめなのだ。

モニターから目を離して外の景色を眺めるのもよし、ストレッチをして腰痛を軽減するのもよし。たった少しの休憩を入れるだけで負担が違うので、是非試して見てください。

余談

個人的には腰より腹が痛くなる傾向があるので、過去には任天堂のお絵描きサイトMiiverseで6時間以上絵を描き続けて毎回こうなっていたとか。

WiiUのゲームパットという今思えば小さい画面で絵を描いていたので、そりゃ腰が丸くなって腹に負担もかかるわけだ。

ちなみに板タブでも長時間使ったとしても、結局は液晶モニターを見ながら作業をしていることには変わりないので、身体への負担が液タブよりないということはない。

どっちみち長時間同じ姿勢で座り続ければ腰なんて痛くなって当然なので、板タブでも休憩することは大事なのです。

対処法その2「液タブは16インチ以上を」

実は過去に1回自分が失敗しまして、XP-Penで人気だった12インチ液タブを3万ほどで購入したわけです。

特に機能の多いクリスタで作業をするので、画面に近づくことが多く、結果姿勢が悪くなってしまったのだ。

また目も悪くなるのもデメリットか。自分はメガネをかけて生活するほど既に目が悪いんですけどね。



例えるなら、携帯ゲームのやり過ぎで目が悪くなるあの現象。
そうです。画面が小さいので自然と目を近づけることが多くなり、これで目が悪くなるのです。

昔はゲームボーイやDSが主だったけど、近年はスマホですからね。


要するに安さ目的で画面が小さい液タブを選択するのは、身体のことを考えてマジで辞めとけって話です。

持ち運んで外出先で絵を描いたり、スマホで絵を描いたりする方なら、12インチ液タブでも問題ないけども、家でガッツリ描くつもりなら話は別ですからね。

もし液タブを購入するなら、最低でも16インチのやつを選んだ方が絶対いい。自分が現在使っている液タブもこのサイズですが、本当に有り得んほど画面が大きくて描きやすかったです。

ちなみに画面が大きければいいと言われるとそうでも無く、やはり机の場所なり値段なりを考えないといけないので、初心者は最高でも21インチがおすすめです。

私は現在16インチ液タブを使用しているのですが、もしかしたら数年後には21インチ液タブを購入しているかもしれないね。

対処法その3「モニターアームを買う」

一応スタンドはあるけど、それでも姿勢が悪くなる。

そんな時にこの「モニターアーム」はいかがでしょうか!

プロの漫画家も愛用しているのもあり、わざわざ机に置かずとも自分好みの高さに調整可能なので、おすすめ
先程画面の大きい液タブは机の幅を取るので最高で21インチを勧めたけど、モニターアームがあればその問題は解消。

つまり24インチでもOKなのだ。

ただしモニターアームは対応している液タブが少ないのもあるので、予め確認しておこう。多分21インチ以上が対応している。あと不安定なのもデメリットか。



もしモニターアームが無理な場合は「電動昇降式デスク」をおすすめしたい。

値段がモニターアームより高いけど近年では「スタンディングワーク」が推奨されている傾向があるので、液タブ問わず今後の身体のことを考えるなら、購入しておくといいかもしれません。



こちらのサイトでの購入もおすすめです

液タブにしか出来ないメリットは沢山ある【3選】

【その1】デュアルディスプレイに対応

モニターならではの!

個人的にはこれがあるお陰で液タブ派になったまである。何故なら前モニターで資料を見つつ、液タブで絵が描けるからだ。

現在はモニター2台と液タブでトリプルモニター環境しているので、左のモニターに資料、右のモニターに娯楽のYouTubeを流しつつ絵を描いているので、非常に楽しいし便利です。

【その2】線画が描きやすい

しかし元々アナログと同様に直接見ながら描くのもあってか、液タブは線画の描き直しがほとんどない。

私も元々遅筆を直したいものあったので、1番時間のかかる線画だけでも短縮できるだけでも有難い。

【その3】板タブとしても使用可能。

画面が小さいほど描きやすい?

この場合だとメインモニター画面を統一する必要があるけど、わざわざこれの為に購入するかは疑問なところ。

しかし板タブを追加で購入する必要がないため、長時間作業をする際には前半に液タブ、後半に板タブといった使用をした方がいいかもです。

最後に。液タブを安く買えるサイトを紹介!

国内で有名なペンタブレットと言えば、Wacomが上げられると思うが、やはりこちらは値段が高い。なんなら、16インチ液タブですら約7万円はかかる。

しかし海外製の液タブは安いものばかりなので、予算を抑えたい方はこちらを選択しよう。

おすすめは」「HUION」!

海外と聞くと不安になるかもしれないけど、高性能かつおまけが付いているのもあるのです。自分が使用した製品でもあるので、是非とも参考にしてみてください。

デジタル初心者におすすめ!低価格で液タブを購入するなら「XP-Pen」

2005年に日本において研究開発の取り組みがスタート。その後の2008~2015年には台湾や米国カリフォルニア州で創立されており、現在はアジアを中心に欧米でも展開。また世界中の市場にて大きな成果も収めている。 板タブや液タブは勿論のこと、周辺機器のスタイラスペンや替え芯、スタンドなども販売されている。

そんなペンタブ価格が安いのがこのXP-PENの特徴ではあるけど、特にストアで購入した場合の特典も非常に豪華で例えば、

  • 無料で全国発送(しかも最短到着日にお届け)
  • 無料で返品可能
  • 無料で利用可能なソフトがついてくる
  • 保証期間18ヶ月


だそうな。
(あとこれは法人様向けだが無料で貸し出しもできて、これによりペンタブの描き心地を試せるそう)

さらに無料返品だと製品不良で返品することが多いのを、「思ったよりペンタブが自身に合わなかった」という私情理由だけで返すことも可能である。
そのため、これからデジタルで絵を描き始めたい絵描きにとっては、手が出しやすい値段となっている。


XPPen 液タブ Artist 15.6 Pro

拡大縮小は「レッドリングホイール」で操作しよう!

15.6インチバージョンの液タブ。Pro版の名の通り液晶パネルには、フルラミネート技術が採用。
ポインターとペン先の位置を一致させるので、視差なしで紙で描くような直感的操作が可能です。

さらにフルラミネートIPSディスプレイも搭載されているので、より広い視野で豊かな色彩や鮮やかさ、細かいディテールも表現できます。

XPPen 液タブ  Artist 22セカンド

公式曰く、売れ筋はナンバーワン!
画面は21.5インチと広く、液タブ初心者にもおすすめされている製品。このサイズ感でありながら高解像度で、値段も約5万円と他21インチ液タブより安い。

またスタンドも搭載しているので、わざわざタブレットスタンドを買わずとも角度調整できる点も大きい。
(一応ショートカットキーはないが、左手デバイスがあれば問題なし)

Artist Pro 16(Gen2)液晶ペンタブレット

今年に新登場した解像度2560×1600(WQXGA)、超高性能16インチ液タブ。

進化したスマートチップ「X3 Pro」を搭載し、最大16,384段階の筆圧感知。この革新的なテクノロジーにより、創作の幅が一層広がり、より繊細な絵画表現が可能に。

さらに左手デバイスもついてくる!

こちらも低価格!品質や性能共に優秀な中国産液タブ「HUION」

HUIONは2011年に設立され、主にペンタブレットとそれ専用のペンを開発している中国のグラフィックタブレットメーカー。

またHUIONのロゴは、絵や文字を書くためには必須な道具である3本のペンで王冠を形作って商標としている。これらのペンはこれには3つの意味が込められており「技術」「創造性」「誠意」を表している。そして王冠はHUIONの中国語で「絵画の王」を意味する绘王(Hui Wang)に由来している。

そんなHUION製の液タブは、XPPenと同様に初心者向けの廉価な製品に加え、プロクリエイター向けの高価な製品もリリースしています。

両方使用した身としては普通に使いやすかったし、現在使用しているHUION製の液タブも大きな不具合も今のところ起きていないので、品質&使いやすさには問題がないと思います。

ちなみにXPPenと唯一違う点としてはやや高めなのと購入して最初から「タブレットスタンド」や「ペン立てスタンド」の付属品が付いている点でしょうか。

特にXPPenArtist 12セカンド購入後にタブレットスタンド(百均)を別で購入した者としては、最初から付いているだけ嬉しかったです(なくても描けますが出来ればあったほうがいい)

HUION 液タブ Kamvas 16

HUION製の15.6インチ液タブ。

カラー選択もあり、青と黒にすることが可能。画面もそこそこ大きいので初心者絵描きにはおすすめです。

【日本限定】HUION 液タブ Kamvas Pro16(2.5K) 豪華版

「Pro」の名にふさわしく紙に描くかのような描き心地があるKamvas 16液タブのパワーアップバージョン。

特に紙とペンのようなリアルな描き味が出せる「フェルト芯」がついてくるので、紙で描く感覚があり元アナログ絵描きには馴染みそうな特別感がある。

また日本限定の特典もあって、クリアファイルや立体イラストカードなどがついています。


提供商品ということでレビューした製品なので、こちらも参考に。

特典なしのHUION 液タブ Kamvas Pro16の通常版はこちら

HUION 液タブ Kamvas22 Plus

作品全体を確認しながら広々と描ける21.5インチ液タブ。

ショートカットキーはないですが左手デバイスがあれば問題はないので、ある方もしくはHUION製の21.5インチ液タブを安く購入したい方にはおすすめ。

というわけで、」や「HUIONで売られている液タブの紹介でした。

安くペンタブを購入出来るだけでなく、機能も特典も充実しているメーカーですので、もし

「ペンタブを少しでも安く購入したい」

「デジタルで絵を描き始めたい」


という絵描きは、このメーカーがおすすめです。

液タブは身体を壊したり、値段が高かったりと悪い点が目立っていますが、実際に対策さえすれば、板タブより出来ることが多いのです。

また近年では昔より安く買える液タブも増えてきているので、きっと貴方に合う液タブに出会えることを願っております。

今日はここまで。
ではまた

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