【衝撃のラスト】絵描き初心者の成長ドラマ?吸血鬼オリキャラ「アル様」の2年間の歴史を振り返ってみた
※この記事は1万文字以上の長文記事です。時間がある時に読んで下さい。
今年の上期には落書き&モノクロ風とはいえ、好きな版権キャラを描き続けた自分。
相変わらず遅筆さとクオリティを求めるが故にイラストの枚数は、10枚にも届かないレベルだったが。
しかしこれも全ては、
2年前の黒歴史であるハロウィンイラストをリメイクするためだった……
ハッピーハロウィンーー!!ってもう過ぎとるわー!
どうも。久しぶりの本気のオリジナルイラストを描いていましたよ。
まあ、今年から……てかハロウィン=吸血鬼のワードをタイトルに入れているせいか、自分が描いたオリキャラの記事が見られるようになってきて、つい最近だと
この記事にいいねが4つも付いたという。
普通有り得んからね(本来悩みを解決する記事の方がアクセス数やいいねがきやすい)
てなことがあったぐらい、相当期待されていたんだなと思いました。ありがとうございます。
というわけで、今回はうちの看板キャラとも言えるオリキャラ吸血鬼「アル様」の誕生と今まで書いていた過去記事の内容をまとめてみた。そのためほぼ流用
一応彼が誕生して、2年目なんでね。
逆に過去話なんてどうでもいい方は目次から飛んでください。それではどうぞ。
アル様誕生
誕生前
ファンタジーとゲームが好きだからこそ、毎年の10月にはハロウィンイラストを本気で描くのが恒例。
2016年から開始して現在に至るまで、サボったり、遅れたりしたことは1度もないぐらいだ。特に近年は余裕を持たせるために9月から制作を開始することがほとんどとなっている。
何故なら個人のハロウィンイラストは、自分の好きなファンタジーオリキャラをアピールするのに「絶好の機会とチャンス」だったからだ。
しかし、
背景を頑張って描いたつもりでも(2016)、
デジタルでどんなに何十時間をかけても(2017)、
どれも!(2018)
これも!(2019)
失敗に終わっていた……
特に2017年のハロウィンイラストは、制作に60時間(ガチ)をかけたにも関わらず、Twitterでいいねもリツイートも全くないという、盛大にズッコケ。
しかもpixivではこの絵にある食べ物イラストがブクマされる始末。もうやめて!過去の自分のライフはゼロよ!
逆に2018年はpixivブクマ数が多かったり、2019年はTwitterでいいね20以上をもらったりもしていたので、まだマシな部類。評価的にはイラスト界隈から見て結構少ない数字ですがね。
しかし、まあ、個人はそれでも満足できぬと感じたわけで。
「もう今年は何がなんでも今まで以上に評価を増やしたい……!」
と気合いを入れつつ、ハロウィンイラストに合った新しいオリキャラを考えることにした。また以降の看板キャラとして利用したかったことから、性格やストーリー設定にも凝ることに。
しかも、8月から!
こうして2020年のハロウィンイラストへ
まずはデフォルメからキャラデザのイメージを考え、
さらに通常頭身のラフ絵を考え、
はい、完成!
アル様……もといアルカードの初登場時のイラストですね。銀髪センター分け長髪端正な顔立ちのクール吸血鬼剣士。テーマは「吸血鬼」と「最強(力強さ)」。
自分の好きな要素を詰め込んだのは勿論だが、なりより過去ハロウィンイラストとは違い「自分が今までプレイしてきて印象に残ったゲーム内容やそのキャラ設定」をオリジナル絵に取り入れるべく、今回初挑戦したのがこのイラストなのだ。
キャラ設定としては初見で必ずゲームオーバーになるボスキャラをイメージ。
例えるならセフィロスに1番近い感じで、しかもキングダムハーツ2で唯一倒せなかった隠しボスでもある。このイケメン……容姿もさることながら、かなり印象深くそして昔のトラウマキャラでもあったのだ。
容姿とか配色とか既視感あると思います(特に髪)
また配色に黒が多いのは「返り血が目立たないようにする」ためとか「セクシーさを強調する」ためとか、もう色々考えた結果の一枚なのだ。
そのため制作時間は48時間(デフォルメデザインや3d人形を動かす作業込みでは52時間)もかかったとされる。
あとなりより凄かったのはこのイラストをツイートした数分後には、フォロワーさんやフォロワー外からの反応が凄まじかったので、拡散&いいねする欲を強めたことだろう。評価的にはイラスト界隈から見て結構少ない数z
そしてメイキング記事も上げていく~
ということもあってか、今後はオリジナル絵をメインに制作していこう。そして彼をメインオリキャラとして推して行こうといきこんだわけだ。
しかしここから約1ヶ月後あんな悲劇に遭遇して、2020年の最初で最後の黒歴史を出してしまうとは、この時の自分はまだ知るよしもなかった……
2020年においての最初で最後の黒歴史(胸糞注意)
※この黒歴史を語る以上、口が悪くなることをご了承ください
※しかし絵描きにとってこれらコメントは嫌われ、不快にさせるんだなと認識しておいてください(コメントを書く人は特に)
思い出す限り全て書くとトラウマが蘇ってしまうので、あんまり言いたくはないですが。単刀直入に言うなら、この1メイキング記事に悪口が書かれてしまったのだ。
「どう見たって、横スクロールアクションゲームの某キャラクターに似てますよね?一ファンとしてとても悲しいです。二度とオリキャラ語らないで下さい」
はい、もうただの悪口コメントですね。ありがとうございまsいや、感謝しなくていいから!
「○○に似ている」というのはオリキャラを作る際によく言われるようなものだが、これに関しては完全に悪意があると思います。言わば悪い言い方として「パクリ」呼ばわりしているようなものでしょう。「二度とオリキャラ語るな」とかも言っているし。(もうこんなこと言われたら新しいオリキャラなんて二度と作れないね)
あと「悲しい」と言葉を付き足すという、まるで自分が被害を受けたかのような言い草。生みの親ちゃうのに?
また「一ファン」というワードも大概ですが。普通の一ファンならそのゲームキャラのオマージュと分かって上で相手を「パクリ」呼ばわりはしないと思いますがね。もう新しいキャラ作れない(二回目)
個人的にポジティブに言い換えるなら(勝手に)、
「どう見ても、横スクロールアクションゲームの某キャラクターに似ていますね!一ファンとしてオマージュしてくれてとても嬉しいです!今度ももっと描いて下さい」
って素直に言えば、精神的に傷つかず済んだのにね。自分だけじゃなくて絵描き全体にも言えることですが(まあ、こんな風に言ったとしても、中には落ち込む絵描きもいるが)
これだけでも大分傷ついてね、その時はTwitterでそのことを愚痴ったり、自虐したりした。それを見たユーザーがいたのかこんなコメントが書き込まれました。こちらもうろ覚えですが。
「似ていると言われてしまうのは、シンプルなデザインだからだと思います。例えばモダンなデザイン(現代)にするとか、女性的な見た目のデザインにするとか。元から気になっていたので応援しています」
え、何様のつもりですか?こっちは悪口書かれて落ち込んでいるのに、まるで悪口を書いた人の補足をするかのような自分が求めていないアドバイスを勝手にする。女性的?元からやっとるがな!
あと最後に「応援してます」とかなんやねん。自分の作ったキャラの設定と世界観も知らんどころか、最悪完全に否定しているにも関わらず。ちゃんと記事を読まずに、コメントの方まで即スクロールして適当書いたとしか思えん。
あのコメントでもし励ましているつもりなら、マジでヤバいと思った方がいい。ファンでも何でもないからね。
もしあんなことを遠回しにやるぐらいなら、
「既存のキャラに似るのは仕方のないですよ。今はキャラクターが多いことですし。元から気になっていたので、どうか気を落とさず。今後も変な奴に負けないように、応援していますよ」
って言ってくれたほうがまだ多少は救いがあった。もうあれ、ただの追い打ちやん。
いや、コメントを設置していた自分にも非はあるし、むしろネットだからネガティブコメントがくるのは分かる。
でもね、自分が何より許せなかったのは、
本気で背景込みのフルカラーイラストを「制作時間48時間」もかけたにも関わらず、初めてあんなコメントが二件も来てしまったという事実である。
記事をろくに読まずにただイラストを見ただけで、初めてこんなこと言われて、感情的にならない絵描きがどこにいるちゅうねん。
しかもあの記事もかなりの長文で、ライティングにも数時間もかかっていたわけだし(約5,000文字ぞ)
悪い言い方をするなら「絵描きの裏事情を知らず『ただ絵を描くだけの感情のないロボット』だと思っていて、人として認識していない」か。これが本当の、胸糞悪さの極み
こんなことが起きるぐらいなら、誰からも評価されず制作時間60時間をかけた最大にスベったハロウィンイラスト2017のほうがマシなレベルだ……
つまりあのハロウィンイラスト2020は下手くそ過ぎて黒歴史というわけではなく、
一枚の背景込みのフルカラーイラストで制作時間48時間をかけたにも関わらず、悪いように「○○に似ている」と言われ、さらに追い打ちをかけるかの如く自分の求めていないアドバイスで精神的に傷つき、その結果ネガツイばかりを行い自分やイラストの価値を下げた
から黒歴史というわけです。長い
今でこそネタで茶化しているが、本来はかなり胸糞悪かった出来事であり、それは長文の愚痴記事(現在削除済)を書いて、怒りと悲痛を吐き出すほどだった。
当初どころか今回は詳しく書いたため、久しぶりに胸が痛んだ。これこそが本当の「黒歴史」……
ちなみに「横スクロールアクションゲームの某キャラクター」というのは?
悪魔城ドラキュラのことでその某キャラクターというのは、オリキャラと同名である「アルカード」のこと。そのアルカードに似てしまっていたと。
まあ、このお方に似ているとか似ていないとかは詳しく話すと長くなりそうなので、こちらの記事を読んで頂けると分かると思いますが。
簡単に説明するなら、
スマブラSPで存在を知ってはいてその10月には悪魔城のプレイ動画をみるほど影響は受けていたが、その時はハロウィンイラストやキャラデザがほぼ完成していた段階だった。しかしパクリと思われないために、制作時には彼の絵を見ることを避けていた。
まあ、結局似てしまったんですがね。つまりあのオリキャラ(アル様)は、あのアルカードとセフィロスを足したキャラデザだったと思います。好きだったからこその結末か。しかも影響なんて頭から抜け出せんからなぁ(言い訳)
たまにメイキング記事にも「元ネタ」について書いておけば良かったと後悔することもあります。そんなものを描いたところで、パクリをアピールしているようなものですがね。
謝る、辞めたら負け
まあ、流石にあんなことがあったのだ。
普通にメンタルが弱くて素直な絵描きは、「パクリ」とか「似ている」とか言われただけで、直ぐに謝罪することがあるかもしれないだろう。
そのため自分はあのようなコメントに対して謝罪することは…… なかった。
というより「謝ったら負け」だということを知ったから。
しかも何十時間もかけて描いたイラストに対してのあのコメントやからね。余計に謝る必要は全くない。
最初はね、謝罪するかどうかも迷ったわけだし、最悪自〇するほどに精神的には追い詰められていたのだ。
だから当時の自分は冷静に考える余裕なんてなかった。
『オリキャラが既存のキャラに似ることは他のゲームやアニメ、漫画においてよくある』
ということだと。オリキャラどころか版権キャラもそうだろう。
しかしあの時は奇跡的に1日で回復することになり、その後は冷静になって調べて自己解決することになったから、辛うじて早くに危機は脱したとされる。絵を描くスピードもこうであって欲しいものだがね。
そして私は罪悪感を感じ1週間、Twitterもブログも休んだ。
それは精神を落ち着かせるために、そしてネガティブ発言をして皆を不快にさせたことを反省するために。
なんで「悪口書かれた本人が1週間休まなアカンねん!」ってツッコミたいところもありますがね。
【余談】自分とブログ
またこの日以来、自分の性格とブログの全体が大きく変わってしまったのも事実である。
一応紹介するなら、
- 自分の絵が嫌いになった
- ネットを信用できなくなった
- ブログのコメント欄を永久閉鎖した
- 自分と同じ被害を受けた絵描きやその他イラスト界隈に悩む絵描きに向けて「イラスト界隈の悩み&闇」を追加
- 前のようなポジティブな感情のライティングではなく、ややネガティブ思考(自虐)かつ本音が増えた
- 始めの挨拶である名乗りを辞めた(報告記事のみ名乗っていることもあった)
- 最後の締めの挨拶が「ではまたね~」から「ではまた」に変更
さらにその前も自分がポジティブになると悪い事が高確率で起きていたので、結局は柔らかくて優しかった過去には戻れない……ということなのだろう。
まあ、最近はポジティブになることもあるがね。
こうして2021年、初のキャラデザ変更へ
では話を進めようか(ようやく)
結局「近年は既存キャラが多いから、似ることはよくあることだ」
と調べて出てきたので、別に○○に似ていようが悪いことではないことが分かったのだ。むしろ企業側ですら似ることは日常茶飯事と。今はキャラクターが沢山いるしね。
だからそれを言ってしまえば「仕方のないこと」だと説得は付く。
しかし「このままで本当にいいのだろうか?」と悩む自分もいた。
何故なら今後「似ている」とか「パクリ」とか思われてほしくはないし、何ならそれ以上のキャラデザを考えることは可能だと思ったからだ。
休止中には絵を描くことや記事のネタを書くことしか出来なかったので、その結果アル様のキャラデザを考えることができたのだ。
ちなみに彼のことを「アル様」と呼んだのもここからである(正式名称はアルカードと変わらないが、某ゲームのあのキャラのことを考えて渾名呼びしている)
再開後のオリキャラの記事。あの出来事から一変して、色々とぶっとんでます。
まあ、後ろ姿とか今見たら低クオリティなんやけどな(れ、練習だからね)
キャラデザの変更イメージ追加ラフ
そして最終決定したキャラデザ。
今でこそやや既視感が残っているのが否めないが、それでも絵のクオリティが上がったのは事実だった。
それもそのはず。彼を制作してまだ数ヶ月しか経っていないことから、大幅に変更するのを躊躇っていたのだ。
剣士だからコートはそのままに。長髪センター分けが好きだからそのままにと。
こうしてキャラデザを作ることはまだ未熟だからと思い、しばらくはこのデザインを推すことにしたとさ。それも「1年」。
https://www.pixiv.net/artworks/86977074
(ちなみにpixivではハロウィンイラスト2020より好評だった模様。今でもブクマが付くことがあり、オリキャライラストの中では一番多いブクマ数である)
2021年のアル様イラストたち
時期的にまだ気持ちが忘れられなかったことから2020年の年末は、最悪の気分のまま年を越すことになってしまった。
しかし年越し後は先ほど紹介したキャラデザを変更したアル様のイラストを投稿したので、黒歴史から立ち直るように。少しずつね。
たまに反省を交えつつ、ここからは2021年に描きまくったアル様を紹介。
まずは上半身をメインに表情と身体に動きを付けたアル様。吸血鬼特有の魔眼発動!
しかし毛先を描くのが時間がかかるために、どうしても短縮させたいと思い色主体で髪を描くが、中々に上手くみえない。要するに低クオリティ。10時間なので。
動きは悪くない気がするので、今の画力でリメイクしたい一枚。
展示用にエフェクトを追加した、オリキャラ吸血鬼「アル様立ち絵」のリメイクのリメイク。
より綺麗で鮮明に見える(いつも逆光効果で暗くしているため)
そのおかげか先ほど話した通り、pixivでは今でもブクマが付くことがあり、オリキャライラストの中では一番多いブクマ数である。もう明るさに全振りするべきかな……
アル様の相方として作った、オリキャラもこの時期に制作。その名は「ドラキュラ」!
結局名前は無難なものだった。相方であるアル様との差別化としては、アル様が「闇」なら、彼は「金」なのだ(?)
なんだろうな、こいつの方が一番オリジナル感があって一番理想的なキャラデザなんよ。なんでアル様だけなんや……
アクションポーズ練習用に描いたアル様。その名も、回し蹴りと真空刃(ジャンプ)!
時間かかるし、フルカラーにする必要あったかと思ったが。まあ、色塗り練習としては良かったと思います。
ちなみに右は俯瞰顔が上手く描けずにデコが広く見えてしまっている模様。しかも剣装備でまさかのリメイクも!?
閃光の魔剣!
いや、かっこいいな!
しかも制作したのがまさかのハロウィンイラスト2021を制作中の10月だったので、もう「今年のハロウィンイラストはこれでいいんじゃないかな」と思ってもいた。
そしてもちろん海外では好評だったとさ。後は俯瞰顔さえ上手く描ければ、素晴らしい出来だった……
そしてハロウィンイラスト2021。もちろん主役はアル様だ。
しかし前回のイラストの印象が強すぎたせいで日本海外問わず、評価なんて少なかった。多分上半身が隠れてしまったのが原因なのかなぁ。三角座りって難しいね。何気に座るポーズをちゃんと描いたのは初。
一応ハロウィン要素は詰め込んでいるから、いいのかもしれんがね。また若干コートは省いています。
ちなみに後ろにトマトが沢山あるのは、彼が「トマト好き」だから。
そのため、アル様と呼び、慕っている魔族たちからこのように毎年トマトどころか色んな贈り物が届いてくるそうな。
という裏ストーリーも語ってみた。
2021年最後のアル様は、元々既視感のあった髪のデザインを変更しようと試行錯誤したデフォルメバージョンだった。
ドラキュラみたいにエクステを採用してもいいということで、銀髪をそのままに一部を赤く染めてみた。しかし線画細く顔若干大きいという絵柄。
こうしてしばらくアル様のイラストの休み、今年の2022上半期は好きな版権キャラを描くのであった……
しかし裏ではハロウィンイラスト2022に備えて、アル様の新しい髪型を色々と考えていた。ほとんど満足できないものではあったが。
没案2枚
こうして完成した髪型がこれだった
さらにこの後は衣装も変更して、その状態で今年のハロウィンイラストを描こうと意気込むように。
ちなみにラフは描いたけど、結局は描かなくなったラフが3枚あったのでそこから選択しようとはした。
でも、衣装も髪型も変更したし、折角だから……
「そうだ。今年のハロウィンイラストはあの黒歴史(ハロウィンイラスト2020)をリメイクしよう」
と。というわけで、
ハロウィンイラスト2022!
アル様2020リメイク!!
いや、変わりすぎか!!(リメイク時のテンプレ)
ちなみに顔をアップさせるとこんな感じ。
毛先多めで、髪サラサラ。
二年前でもいい感じに仕上がって見えていたものが、こうもあっさりと打ち砕かれるとは……
その後は相も変わらず描く枚数が少ないとはいえ、上手く見えるために考える力を出すだけでも例え遅筆であっても成長出来るのだ。
2年前のポーズと構図を意識しつつ少し変える形にしていたが、結局最終的には今の形でリメイクすることに。つまり自分の絵に既視感を持たせた。
背景色は2021年の閃光の魔剣と同様の紫となり、闇属性をイメージ。
ちなみに今回は制作時間を縮めるために目をトレースして、今風に大きさを変えて頂いた。
特に目は新規で描こうとするとガチで2〜3時間はかかるため。
衣装も似せないようについにはコートを脱ぎ(というか下に着せる形で)、ベストはさらに短くなって、何なら胸の露出も少し……
あとついに攻めたのか、自分の好きなタイツを履かせた。分かってはいたけど、前と変わらずフェチのアピールは忘れなかった。
しかしキャラデザを変更した上でハロウィンイラスト2020をリメイクしたは言いものの……
まあ、既に察してはいたが、周りの評価が非常に芳しくないのが現状なのだ。
https://www.pixiv.net/artworks/102392320
特にpixiv。現在いいねとブクマが1つもなくて、このままだと2年前のような黒歴史になってしまうことは間違いない。普通なら当日には1、2ほどブクマが付くんだけど、数日経っても全く反応がないのは今回で初。一応閃光の魔剣を投稿して以降から、ブクマ数は徐々に減っていた
https://www.deviantart.com/mizusuraimu/art/New-vampire-art-935031317
しかし海外ではそこそこお気に入りをもらっているので、まだ救いはあった。やはり自分の絵は「海外でしか好まれない」のが分かる一例である。
一応何度も手直しした上で今回本番に望んだが、やはり衣装の出来が良くなかったか。
察していたのはこれが原因で、むしろ前より既視感を離し過ぎて、しかも作画時間のために一部をシンプルなデザインにしたことにより、評価されなかったのかもしれない。
例えばブーツにも靴紐を付けるつもりだったけど、元々これは素材ブラシで描いており素材感を残したくないのと、自力で描かない要素は絵にならんということで、省くという謎のこだわりを見せてしまった。
ただし背景は大半素材やから、別に今まで通りで、良かったかもしれん。
また「シンプルなデザインにしても評価は変わらないのでは?」と試したものの、結局無理だったと。
特にコート。
前のように似ていると思われるのを犠牲に再びコートを着せるか、それとも下に着せるだけにするか……これも今後の課題である。
過去絵研究をテーマにしたとは言え、まさか描いてまだ1週間しか経っていない新規絵まですら反省することになろうとは。こんなことをする絵描きなんて多分自分ぐらいでしょうね。
自分で言うのもなんだが「上手いのに評価されない」。
要はこの記事と一緒(Twitter辞めたけど)
https://www.mizusuraimublog.com/?p=4941
あとこんな風に自虐して1人反省会を長々としているのも、前のTwitterと同じことしているやん。
これは2020年と同じパターンで衣装の装飾追加リメイクして、また1年間使い続けるんだと思います。そしてまたリメイクへ……
ただし髪は変更しなくてもいいほど出来上がったデザインだから、とりあえずは衣装のみを今後も手直ししていくつもりだ。
※何ならデフォルメの方が上手く見える件
【余談】実はこんな衣装も考えていた
いや、もう色々変えすぎやろーー!
豪華なのは変わりなくて良かったけど、まさかのインナー!?ドラキュラが上裸コートなら、アル様はちゃんと着込むって感じかい(左脇は露出しているけどな)
本来このデザインを全部完成させた上で、本番に挑みメイキング動画では足甲も描いていた。
「しかし時間がかかるし、これだと前の方がいいんじゃないか?」と思い色々と手直しした結果、靴を描くだけに3時間半はかかってしまったとか。
もしこれがなかったら、制作時間は縮んでいたはず。
しかし折角時間をかけて考えて描いたにも関わらず、このまま没にするのは勿体無いということで、下半身衣装の一部は使われることになった。
まあ、上半身衣装は当然ちゃ、当然やけど、没になった。そりゃそうだ(吸血鬼アル様に似合うかというと微妙なラインだし)
何か吸血鬼というより、魔界にいる上級悪魔みたいな感じ。第2形態とかで覚醒した時に着るなら悪くないね。
それだと上半身の衣装を全部脱ぎ捨てて、上裸になるしか……(セフィロスオマージュ)
しかしまたデザインを変更する以上、こちらの衣装デザインも参考にしていくので今後もよろしく。
最後に
長すぎ!!
2021年はあっという間だったが、それ以上にアル様が初登場した2020年の出来事の方が印象深かったから、余計に長々と語ってしまった。中には過去に話していなかった内容もあったけど。
何よりその12月は胸糞悪い出来事があり、しかも自分とブログが大きく変わって、終いには最悪の気分のままで年を越すことになったからね。
まあ、多分、というより、自分の今までのオリキャラ制作の傾向を見るに、あのように「パクリ」と言われずとも普通にリメイクしていたと思うんですよね。
ハロウィンイラスト2016、2017に毎回登場していた元レギュラーの「オンラード(ファラード)」と「ホープ(ジール)」が代表格だと思います。
初めての二人
現在の二人(ただし2017年12月作)
この二名に関してはマジで、キャラデザとかキャラ設定とか何回もリメイクした。まだ無名の時代だったので、もし当日のことを知っている人がいるなら……多分「私だけ」だと思います。
何なら、今の画力と絵柄で復活させたいまである。新たなオリキャラを作るより、昔に描いた過去のオリキャラを復活させた方が時間的にも効率がいいしね。
(まるで近年のゲーム界隈で起きている「昔のゲームが今のグラフィックでリメイク復活」的な)
本来ならあの黒歴史から段々と成長していき、このハロウィンイラスト2022で決めようと思ったが、色々と考えすぎた結果失敗し、最終的には「海外でしか評価されなかったというオチ」でした。
そのため打ち切り漫画の定番文言……ではないが「俺たちの戦いはこれからだ!」を胸にしばらくアル様に似合う服を探すためのアイデアを模索し続けていく……
というわけで、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
今回紹介したハロウィンイラスト2022のメイキングはYouTubeで見れますので、是非!
特に終盤のBGMは彼やイラストのテーマに合ったものだったので、今後は推していきたいと思います。
今日はここまで。
ではまた