【神アプデ】クリスタのサブツール「ゆがみツール」が凄すぎる!これでイラストの歪みを簡単に直せるぞ!

こういうツールが欲しかった!
クリスタのアップデートは毎回後回しにすることが多いが、今回は気に入った新ツールの追加だったので当日にアプデ。
その新ツールとは「ゆがみツール」!折角なので使った感想を語る。
ゆがみツールとは?
CLIP STUDIO PAINT Ver.1.11.6バージョンにて追加されたサブツールで、更新後は色混ぜツールの隣に導入された。

ペン状の形になって使いやすくなっており、例えるなら「指先ツールとメッシュ変形を合わせたようなツール」と思っている。
一応は指先ツールでも絵を動かすことは出来たが、思った以上にボヤけてしまうのとペンの進行方向にしか使えず。
よって指先ツールは服の塗りシワなどで使用することが多めで、顔などのバランス調整は編集の「メッシュ変形」などで調整するしかなかった。
しかしこのツールはレイヤーで直接調整可能であり、また進行方向だけでなく設定によってはパーツの拡大縮小が可能だったり、時計回りに回転させたりが出来るのだ。

ちなみにツールプロパティの「ゆがませ方」にて、ゆがみの種類を選択できる。また強さや硬さの調整も出来るので、自分好みにカスタマイズしよう。
実際に使用してみた
今回は使いやすい「進行方向」「膨張」「収縮」を使用。
「進行方向」


まずはショートケーキのいちごを上に動かして、いちごをとんがらせてみた。実際にこの形のいちごはあるらしい。きらび香、アイベリー……
「膨張」

口を大きくして、デフォルメ調を少し強くしてみた。なんか迫力出たぞ。
「収縮」


今度は口をわざと小さく。男だから似合わんなぁ。元絵を時間かけているだけあってキャラはあんまりいじりたくないのだ。
実際に使用したところ指先ツールよりぼやけることはあまりなく、むしろイラストに合わせていたので、特にレイヤーをあまり多様しない厚塗りにおいては使えた。
また「キャラクターのレイヤーを全て合体させたけど、顔が変」と感じた時、スムーズにこのツールで修正出来るのもGoodである。
つまり今後はキャラクターの目などのパーツを分けたり、変形ツールを使ったりすることがない……?
とはいっても満足できるまでレイヤーを分けつつパーツごとに修正した方が綺麗に直せるので、ゆがみツールはラフや最後の調整として利用した方がいいかもね。
まだ更新されて1日しか経っていないので、今後ゆがみツールのテクニックが見つかった場合はまた紹介する予定だ。
今日はここまで。
ではまた
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