【X Twitter】イラスト投稿時のキャプションツイートの書き方【pixivでも使える】
Twitterにていいねなどの反応があれば、応援の印としてフォロー外からでも他の絵描きのイラストに反応していた元Twitter民だった自分。
しかし反応している中で、1番気になったことがあった。それがイラストを説明する「キャプション」についてだった。
実際にこれを疎かにしている絵描きが多かったので、今回は「人の心に響くようなキャプション」の考え方について語ろうと思います。
主にX(Twitter)でキャラ絵をツイートした場合だけど、一応pixivなど他イラストサイトでも使えるぞ!
「時間をかけて描いた1枚絵なのに思った以上に反応が来ない」
「皆に少しでも自イラストの魅力を伝えるキャプションを知りたい」
絵描きたちは是非とも参考に。それではどうぞ。
中には「タグがあれば、何とかなるでしょ」と思うでしょう。
しかし今回は、自分の絵を伝えるキャプションを考える記事なので「繋がりたい」のようなタグを使わない前提で紹介。
また繋がりたい絵に反応している絵描きの大半はいいね返しだったり、フォロー目当てだったりするので、勘違いなきよう。
NGその1「『○○(キャラ名)を描きました』だけしか書かない」
まずはイラスト説明時に書くべきではない言葉の数々を解説。どれもこれも本気で描いた自身のイラストをアピールしたいのなら避けるべきである。
ということで、まずはよく見かけるキャプションから紹介。
とりあえずタイトルとキャプションが思いつかないから、適当に書いたのだろうと分かる文面だ。
あと絵はそこそこ上手いのにそれしか書いていない絵描きもいた。
まあ、本人がどう思っているかは知らないが、折角本気で描いたイラストを紹介するチャンスを無駄にしているので、「非常に勿体ないことをしている」とは考えている。
特に二次創作系に多い。
例えば鬼滅の刃を例に出すと、主人公炭治郎を描いて「炭治郎描きました」とか。
マイナーキャラならまだしも、人気キャラなのにわざわざ名前だけを紹介する必要もないからだ。
さらに凄いことには「キャラ名しか書かない」パターンも。
ファンが多いプロイラストレーターとかなら使ってもいいが、まだファンが少ないアマチュア絵描きだと高確率でスルーされてしまうことは目に見えている。アマチュアでも絵が上手かったらいいがね。
もし使うのなら、もっと言葉を捻らす必要がある。それは後ほど話すとして次。
NGその2「ネタじゃない自虐をする」
一番やってはいけないNGキャプション。
例えば「下手だけど〜」「○○描けなくてごめんなさい」とか自分を責めるやつ。昔のワイやん
特に後者に関しては、完全に「手抜きアピール」 。 自分で相手のいいねする欲を削ぎ落としているようにしか見えない。確かに貴方のフォロワーなら応援してくれるかもしれないが、フォロー外からだと多くは「あんまり関わらないでおこう」ってなるはずだ。
NGその3「イラストを描いた感想や反省点を長々と書く」
強制とは言わないが、出来れば書かない方がいい。
確かにイラストの反省点を探すことは、画力向上に繋がるのでやるべき行為だろう。
しかし想像してみてほしい。
そもそもユーザーたちは「その絵を描いた作者の感想をじっくりと読むほど興味を示すか?」と言われるとそうでもないからだ。
だから描いた感想は一言で十分なのだ。イラストの説明より反省点を長々と書いてしまえば、返って悪目立ちやすい。
もし反省点などを書きたいのなら手短に済ませるか、長い場合は「イラストの説明文を妨げない箇所」に書くべき。
例えばそのイラストの「リプライ」に書くか、イラスト投稿後に別の投稿で分けて文字を書くといった方法だ。次いでに描いた感想もそこに書くといいだろう。
ちなみに「誰かに間違い(デッサンの狂いなど)が指摘されるぐらいなら書く」という理由もあるけど、そもそも無名の場合は他人の絵を指摘したり、評価したりするユーザーは少ないと思うのでそこは安心しても良い。むしろ下手絵ほど流れやすいから(おい)
まだありそうな気がするが、代表的なNG例を3つ上げてみた。
キャプション(イラスト紹介)の作り方
キャラクターの魅力を伝えよう!
主に版権絵。先ほど紹介した「○○描きました」というパターンが多い方に、おすすめしたい方法。
私が思うに、そのキャラが高確率で好き、もしくは興味があって描いたのなら「何故そのキャラを描いたのかを簡潔に説明する」だけでも大分違って見える筈だ。
例1「一言でシンプルに」
△△と戦っているシーンがとても印象深かった○○を描きました。
例2「原作の感想やや長め」
漫画△△の○○君です。
最初は興味がなかったけど、読んでいくうちに魅力に気づいてしまい、その勢いで描いちゃいました〜
こうすることでそのキャラを知らないユーザーの興味が湧くし、なりよりそのキャラと原作が好きなフォロワーを増やすきっかけにも繋がりやすい。
そのキャラが言いそうな台詞を書く
例えば、
「地獄の業火に焼かれてもらうぜ!」
とか。って、中二病か!
でもこれぐらい勢いがあっても良いだろう。シンプルでもいいし、短くてもいい。
自分で魅力を説明するより、キャラが自分自身の魅力を台詞でドーンと表す方がむしろ簡単なのだ。
ただし予め台詞が決まっている版権キャラを除けば、オリキャラは多少の「語彙力」がないと台詞決めに苦戦しがち。そのため、魅力が薄れる可能性があるので中級者~上級者向けの方法である。
シリアス、ほのぼの、ギャグなど色んな場面で使える。
が、シリアスでは「長文台詞」と「キャラ同士の対話」は逆におすすめ出来なかったりする。
特に後者は。理由は単純にシリアスが薄れやすいのと、台詞回しが難しすぎるためである。要するにこのパターンにする場合にはその1キャラのみに感情移入しやすいような台詞を考えよう。
例1「アクション系、台詞短い」
「この聖剣で魔物を倒し、世界を平和にしてみせる!」
例2「恋愛系」
「私の気持ち……受け取って下さい!」
例3「シリアス系、1人」
「例えこの命尽きようとも、最期まで抗って見せる!」
例4「シリアス系、2人以上」
「……相棒、後は俺に任せろ」
おまけ「対面して話すVer.」
「この戦いが終わったら、1杯やろう」「アハハッ!そりゃいいね~」
例5「管理人が過去に投稿した例」
その世界のキャラストーリーを短く綴る
ウケなかったり、ウケ流されたり(?)
自分の世界観に存在するキャラを何度も描き続けて、シリーズ化している絵描きにはおすすめ。固定ファンには分かりやすいが、フォロワー外からは興味が示されないことも。
しかし絵柄やストーリーがウケるのなら、新規のファンが付くことがある。手応えがあるまで、根気よく投稿し続けてもいいかもしれない。
慣れないうちや序盤は、そのキャラについての紹介がおすすめ。
管理人が過去に投稿したキャラ紹介例
おまけ。イラストに合ったネタ文を
最後にご紹介するキャプションは、上級者向けかつファンが多い絵描き向け……かもしれない。ギャグセンスがなければスベること間違いなしなので、扱いが難しい。
pixivにて「キャプション芸」と検索をかければ、とにかく長い文章やなんかツボる一言があるので、これらを参考にしてみるのもいいだろう。
ただしX Twitterだと文字数が限られているので、長文ではなく笑える一言やタイトルに絞ろう。
以上。
実は過去の私も同じ過ちを犯してしまったので、これを機にファンが少しでも増える手助けになれたら幸いです。
今日はここまで。
ではまた