クレムリン軍団は大半の作品に登場済み!レア社買収後に発売されていたドンキーコングシリーズを紹介する!

今回はレア社がマイクロソフトに買収された後に発売されたドンキーコングシリーズを外伝、リメイク、そしてクレムリン軍団がゲスト出演した作品共に自分の思い出含めて紹介しようと思います。
ただしドンキーコングの登場メインで、マリオVSドンキーコング(マリドンシリーズ)や、マリオパーティーシリーズといったマリオ作品全部を紹介すると2万文字以上の超長文記事になるので、ここではクレムリン軍団が登場している作品限定に紹介させていただきます。
もしかすると「そこにもクレムリン軍団が登場していたのか!」と驚くこと間違いなしなので。それではどうぞ。



switchのオンライン加入者限定で懐かしきスパドンシリーズ(1~3)をプレイ出来るぞ!
ドンキーコング完全新作でクレムリン軍団が復活することを願って、レア社時代のクレムリン軍団が活躍する作品をいっぱい楽しもう。
またスマホの『Nintendo Music』アプリでもBGMが配信中!
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GC、GBA時期
【1~3】ドンキーコンガシリーズ

一番手はコレ!
ドンだーたちからは大好評!自分もまた小学生時代から太鼓を愛し、現在不定期でプレイ中のドンだーとしては紹介するべきだと思った。
つまり簡単にいうなれば、太鼓の達人みたいなゲーム。ナムコが開発したリズムアクションゲームで、今作から新たに追加された周辺機器である『タルコンガ』で演奏するのが特徴。
音符の形や譜面、画面全体の構成といった要素は本家と似たような感じで、特に音符の一つである手拍子は、実はドンキーの生みの親である宮本氏の提案で導入されたそうな。
自分も太鼓はWiiから入っていたが、前の任天堂据え置き機であるGCには太鼓の達人がなかったため、まさに太鼓の達人の外伝作品とも言える。
クレムリン軍団に関してだとクルールとクラップトラップ(地元のワルだとジンガー)のみが各ミニゲームに登場しており、オープニングでも「キングクルールのワナではないか」と会話しているシーンがあった。クルールのデザインはドンキー64のアートワーク仕様(スマブラDXのフィギュアと同様か)。
でそのクルールはミニゲーム『沈め!クルール』にてご登場。例えるならモグラ叩きの敵キャラクターポジションである。いや、モグラ叩きというよりワニワニパニックでは??
またフリーセッションでも太鼓の達人でいう踊り子として、コングやアニマルフレンドたちと楽しく踊っているで。
ドンキーコンガ2以降は未登場となったが、それでもアドリブ広場にてクレムリンたちと共にアートワークでご登場している。しかも自由にカスタマイズ出来る仕様である。
わざわざこの作品でクレムリン軍団の3Dモデルが作れるはずも無いので、代わりにアートワークを採用したのは偉い。
ちなみに初代ではフリーセッションでアニマルフレンドのランビとエリーが踊っていたし、その中でバナナバードも沢山登場していた。
しかもランビやエリーの3Dモデルは没になった『ドンキーコングレーシング』と同じに見えるため、ここから流用した可能性があるか。
またドンキーコンガ3では背景にエンガードやウィンキーが登場しているので、この頃は一部アニマルフレンドも大事されていたかが分かる。
【GC版】ドンキーコングジャングルビート

ドンキーコング、王の中の王を目指すため、ひとり旅に出る。
先ほど紹介したドンキーコンガと同様にタルコンガを使用するゲームとなっているのが特徴。一応はゲームキューブコントローラーも使用は出来る。
2Dアクションゲームとしては面白く仕上がっており、派手な演出とドンキーの豪快なアクション、そしてタルコンガで操作するリズミカル性もあってノリノリで楽しい。
また2Dドンキーでよくある死にゲーではなく左上に表示されている『ビート』というバナナを集めることで溜まるのがHPであるため、序盤で下手をしない限りゲームオーバーにはなりにくい。
さらに各ステージの最後に待ち構えているボス撃破後に、ビートの数が多いほど良いためスコアアタック的要素が強い。
開発は、後に3Dマリオシリーズであるマリオギャラクシーやマリオオデッセイの神ゲーを生み出した『任天堂東京制作部』が担当。何気ドンキーコングゲームを初開発。そりゃ神ゲーだわ。
ただしレア社時代から色々と不遇な扱いを受けていたドンキーコングを単独で目立たせたのも相まってか、馴染みのコングファミリーやクレムリン軍団が一切登場しない作品となっている。まあ、外伝作品なので。
そして今作からドンキーコングの声優が『長嶝高士』氏になっており、以降のシリーズでも馴染みのドンキーコングの声を聞かせてくれるぞ。
またキッキの声優は後にディディー、ファイナルコングの声優は後にファンキーやクルールなどの声を担当するぞ。
ぶらぶらドンキー

トッテをぶらぶらしてのぼる、クライムアクションゲーム。
基本操作は人差し指で入力する「L/Rボタン」が主という独特な操作性。今は主にZRやZLを使うゲームが多々あるので時代を先取りしている感はある。しかし空中制御が難しいため操作難易度は高いが、救済措置があるため慣れさえすればクリアは簡単な方。
ストーリーとしては、キングクルールが奪って落としたウイナーメダルを色んなステージで回収しつつ彼を倒すこと。
つまり敵役はクレムリン軍団だが、残念ながらワニは今作からデザインが定着したクリッターのみしか登場しておらず。
むしろニークやミニネッキー、ジンガーといった地元のワルたちが多めなところで、それは続編のジャングルクライマーでも変わらずである(地味に続編ではクロバーが出ているが……)。
またコングファミリーは、たるジェットレースで登場した者で絞るならランキーやタイニー以外が全員登場していて、これも続編で適応されている。
対戦モードでも、クルールクリッター含めプレイアブルとして使えるぞ(クランキーとキャンディ以外)
そして開発はドンキーたちのキャラクター愛が強いと確信している『パオン(現パオン・ディーピー)』。
元はオリジナルキャラクターで作成したフリークライミングゲームとして開発し任天堂に持ち込んだ企画だったが、任天堂の開発者の提案によりドンキーコングのキャラクターを使うことになった。
後に紹介する続編ジャングルクライマーも開発し、たるジェットレースでもいい意味でやらかしてくれるので起点とも言える。
実は自分が5~6歳の頃にドンキーコンガ含めて生でCMを見た記憶があります。当時流れていたCMを公開している動画を見てみると、あー懐かしいって思いましたわ。
しかもドンキーの声が中々違和感がある仕上がりに。
ちなみに本編ではクルール含めてスパドン初代からのボイスを流用しているので、クレムリン軍団ファンとしては馴染みの断末魔「オ゛゛ーーッ!」が聞けます。
Wii、DS時期
ドンキーコングたるジェットレース

コングファミリーとクレムリン軍団によるお祭り空中レースゲーム開幕!
こちらも元はタルコンガを使用したレースゲームとしてゲームキューブで発売される予定だったが、既に末期状態だったことから、スーパーペーパーマリオと共にWii向けソフトとして発売された。
タルコンガを使用する操作の代わりにWiiリモコンとヌンチャクを振ってタルを叩いて走るという、これまた独特な操作方法が採用されている。ぶらドンといい相変わらず独特な操作性を生み出す開発陣。
これによってゲームの評価は賛否が分かれるが、それでもこのゲームを愛しているからこそ言いたい。慣れさえすれば神ゲーだと。
クラスが高いほどゲームスピードも上がって『ワイルドムーブ』というターボダッシュを使ってバレルコンボを多く繋げるのが非常に気持ちいい。
つまりアクションと爽快感があるドンキーゲームの要素がそのままになっているのがファンとしては嬉しいところ。
なによりそのキャラクターになりきれるのが良い。
こっちがリモコンを振れば向こうも叩いてくれるし、そのリモコンからタルの音が鳴ってしかもキャラごとに違うというこだわり。たまに後ろを振り向いてくれる愛嬌さもある。
まあ、その後は一部コングファミリーや新クレムリン含めてドンキーコングコングシリーズに「18年」も登場しなくなることをこの時知る由もなく……
そのためドンキーのキャラゲーとしては一番評価しており、特にクレムリン軍団がいなくなった今となっては貴重な作品でもある。
むしろもっと輝いていたと思っていてカリプソやキップなど大半のクレムリンが新キャラの中、馴染みのクレムリンであるクリッターとか約8~10年ぶりに復活したクランプやコプターとかモーション、ボイス、どれをとっても使ってて楽しかったし。うん、何なら今でもそいつらしか使ってない。高性能のクルールも含めて(早口)
ちなみに3DモデルやアートワークがスマブラX以降採用されているため、このゲームの売り上げの低さも相まってこちらが起点であることを知らない方が多いとか。


ドンキーコングジャングルクライマー

シリーズ最強!宿敵キングクルールとの宇宙をかけた最終決戦!?
ぶらぶらドンキーの続編だが、難易度はシリーズ最高の難しさ。当時エンディングを見れた小中学生はいるのだろうか?
それもそのはず。
今作ではディディーが使える仕様となって、無敵モードで地形を無視する便利仕様に変更されたことにより、バナナで回復することができたライフ制は廃止。ステージの難易度も大幅にアップしており、ディディーの有無で難易度が大きく変わるからだ。
しかもキングクルールの「過去最高の野望」が見れる作品でもある。
序盤はドンキーたちがさんさん島でバカンスを楽しむ中でのんびりクライムで楽しい冒険をするのかと思いきや、いきなり宇宙人に勘違いで襲われて、その後はなんやかんやあってクリスタルバナナを使って世界征服を企むクルールの悪事を阻止することに。
そして最終的にクルールは宇宙征服を掲げてしまうという、もはや「クリスタルバナナの力に狂わせられたんか」と疑うほどに目的が限界突破。
しかもこのボスワニ、無茶苦茶強すぎるという仕様。
プレイヤーや某ドンキーファンの方によると歴代クルールの中では過去最高に強いんだとか。そりゃ慣れにくい独特な操作性とクルールの天変地異を操る攻撃が合わさったら、最強になるのは納得である。
そしてこの作品を最後にクルールとクレムリン軍団は以降のドンキーコングシリーズに一切登場しなくなり、もし彼らが再登場するには「ボスのクルールが宇宙征服以上の野望を考えなければならない」ほどにストーリー制作ハードルが上がってしまった……って、宇宙征服以上の野望とかパワーワードすぎやろ!
まあ、ドンキーにボコられて懲りたかもしれないが。そもそもクルールがこんなことを考えていたなんて大半は知らないと思うが。
「ストーリーネタバレしすぎ」って思うけど、エンディングまで到達するまで厳しい道のりをクリアしていかなくてはならないし、もう2007年のゲームだし。
そもそもドンキーのストーリー自体がレア社時代から変わらず毎回超展開(特に終盤)になるので、リターンズ以降にストーリーが簡素になったのもこの作品が一番の原因だったのかもしれない……
ということで未プレイながらも、宇宙をテーマにしたストーリーとクルールの野望のスケールがデカすぎてその解説が長くなったけど、とにかく「ゲキムズアクションゲーム」が好きなマゾゲーマーはプレイしてみてもいいかも。多分自分はやりません。
【Wii版】ドンキーコングジャングルビート

HPがビートではなくハート3つ、残り人数の採用、音波攻撃の範囲縮小で仕様変更されたジャングルビート。
ジャングルビートはこちらから入ったので改めて言わせて頂くと、もう2Dドンキーの中では一番好きな神ゲーだった。
たるジェと同様にWiiリモコンを降って遊ぶ仕様になったが、それでも筋肉痛なんて気にしない。むしろドンキーになりきってこそのゲーム。ドンだー、たるジェガチ勢故に!?
何よりドンキーコングがかっこよすぎて一気に好きになったわな。
特にコング系のボスとのタイマン勝負ではボクシング形式で熱い戦いを繰り広げてくれて、カウンターからのラッシュ攻撃が非常に気持ちいい。
元々スパドン2の頃からクルールに誘拐され見せ場があるとすれば彼にトドメを刺すところ、3では完全に見せ場なしで、64の重要とも言えるクルール最終決戦でも同じパワー系のチャンキーが美味しいところを持っていく始末。いや、もっと言うなら64はファンキー……
という不遇時代を知ってから、尚更救われたよなって思って、さらに好きになった。流石任天堂開発。これ以降ドンキーコングがようやくタイトル通りに本当の主役として目立っていく作品の始まりともいえる。ひとり旅して正解でしたねー
馴染みのキャラは不在だが、それでもドンキーコングにスポットを当てたゲームとしては満点の出来なので「かっこいいドンキーを操作したい」ドンキーファンには非常におすすめしたい。
ちなみにこのラッシュ攻撃はボス撃破後のおまけとして、リターンズトロピカルフリーズでも採用されている。そいつを倒すのに苦労した場合には、ボコボコにしてストレス発散してやろう。
【Wii版】ドンキーコングリターンズ

スーファミの神ゲーから待った10年……あの2Dドンキーが帰って来たぞーー!
約11年ぶりに復活したスーパドンキーコングシリーズの正統派続編で、初代スパドンリスペクトでDKアイランドを舞台としており、最初のバナナジャングルは勿論、遺跡や洞窟、工場のエリアもある。新たにビーチエリアの存在も。BGMもほとんどが初代スパドンのアレンジとなっているので、あの神BGM「ウィンキーのどうくつ」「オイルこうじょう」などが聴けるぞ。
特にスパドンシリーズであった歯ごたえのある高難易度2Dアクションゲームとしての完成度が高く、売り上げも国内で約100万本を出したほど。
しかし反射神経が問われるトロッコステージや新たに追加されたロケットバレルの操作難易度が高くこれだけならまだしも、障害物にぶつかっただけで「一発アウト」という鬼畜仕様となっている。そのためここでプレイを断念した人もいたほど。スパドンシリーズはレベル4から本番です。
敵勢力は新たに楽器をモチーフにした『ティキ族』が初登場。雑魚キャラとして地面や空中を移動して妨害するのは勿論、無機物らしくただの無敵の障害物として妨害もしてくるぞ。
中にはお馴染みの動物系ボスキャラを催眠術で操って取り憑く幹部系ティキ族も登場しているので、今までとは違った異質さと不気味さを感じる。
一周回ってマスコットみたいで可愛いレベルだけど、個人の感想ですかな(それに見合わずゲームは高難易度だが)
ただし新規を集めることに重点を置いたのか、今まで登場していた馴染みのキャラクターが軒並みリストラに。
最も今までドンキーコングの宿敵ポジションを務めていたクルールやクレムリン軍団がリストラされたことは古参ファンとしてショックが大きかったことだろう。
今作からメトロイドプライムシリーズの開発を手掛けた『レトロスタジオ』が担当。
これだと一人称視点のゲームのイメージしかないが2Dゲームの開発も一流か。同様にリターンズの仕様で出した続編のトロピカルフリーズも神ゲーなので後に紹介。
WiiU、3DS時期
【3DS版】ドンキーコングリターンズ

あの神ゲーリターンズを3DS版に移植リメイクし、追加要素を加えた作品。
特にWii版の難易度があまりにも尋常じゃないレベルで高かったことを反省してか初心者でも遊びやすいように設定した「ニューモード」を追加し、ドンキーの体力を3個に増やしアイテムもバリエーションが増加。
例えばトロッコやロケットバレルが障害物にぶつかっても耐えられる『クラッシュガード』や、落ちても復帰できる『グリーンバルーン』がある。
またWii版の仕様としてリモコンを振る動作が一部プレイヤーから不満要素として挙げられていたのを削除し、全部ボタン操作に割り当てた。
【WiiU版】ドンキーコングトロピカルフリーズ

北の海から侵略して来たバイキングに氷付けにされた故郷を取り戻すため、ドンキーコングたちの島々の冒険が始まる。
開発は引き続きレトロスタジオが担当。つまりあの神ゲーであるリターンズのシステムと世界観を進化させた続編である。
仲間コングとしては前作のディディーの他に、初心者向けの『ディクシー』と真逆に上級者向けの『クランキー』が新たに使えるようになるだけでなく、前作で出来なかった水中を久しぶりに泳げるようになった。
またバナナを100本集めると『必殺技』を発動させて、画面上にいる敵を倒しつつアイテムに変えるようになったので敵に苦戦してピンチの時に使える要素も(仲間コングがいるとき限定)
ステージ数はリターンズよりやや少なくなったが、その代わりに一つ一つのステージが長くなっていて、特にトロッコやロケットバレルのステージだと突如3Dにカメラが変わって臨場感が上がるほどで、ただの2D横スクロールアクションゲームではないということを見せつけてくれた。水中も泳げるようになったし(なんなら攻撃も可能に)。
その他にもロケーションが盛りだくさんなので、新鮮さは相変わらずである。
新規BGMは勿論、一部スパドンシリーズのBGMの一部フレーズも入っているため、またしても古参ファンを歓喜させるようなサービスも。
つまり神ゲーです!
そして敵勢力はクレムリン軍団……ではなく、『ザ・スノーマッズ』というペンギンやセイウチ、アシカといった、まるで水族館のショーにもいる海の生き物が新たに登場。
ティキ族とは違い、久しぶりにちゃんとした生き物でクレムリン軍団を彷彿させるような雑魚敵が多くなっているのが特徴なので、前作のティキ族を下げつつスノーマッズを高評価する風潮が現在に至るまで出来上がっている。
まあ、かと言って、ティキ族を叩いていい理由にはならんけど。何ならスノーマッズも叩いている奴もいるけどな!(主に一部害悪古参が)
switch時期
【switch版】ドンキーコングトロピカルフリーズ

で、後にswitch版に移植されたトロピカルフリーズ。
初心者向けとして新たに最強のスペックを持った『ファンキー』が使用可能となったので、難しいステージも彼がいれば一気に楽になることだろう。これにはファンキーファンもニヤリ。
トロフリはここから入ったので以降はプレイした感想について。
前からクレムリン軍団ファンとしては、リターンズと同様にキングクルールとクレムリン軍団が一切登場していないドンキーゲームということも相まってプレイ動画をちょこと見るだけで、プレイすることはなかった。
が、クレムリン軍団ファンとしてはこのまま終わらせるわけにはいかないと思い、試しにこのゲームを買って初めてプレイした時の感動はとてつもなかったと思っている。
RTA等のプレイ動画を見ていたとは言え、流石にパズルピースの場所など全部を把握しているわけもなくほぼ初見プレイに近いかつ、鬼畜とされているロケットバレルの操作も完全に初心者。無理すぎて障害物にぶつかりまくって中々ゴールすることが厳しかった。
トロッコステージもスパドン1~3の影響でスピード感があって好きな部類だったが、こちらは初めて急に3Dに切り替えるものだから、流石に反射神経がある自分でも操作難にあった。
しかしデビッドワイズ氏が担当している神BGMのお陰で、何度もプレイしたいって気持ちが溢れていたので、全然平気でした。もう何なら全部のBGM神なんじゃないかと思う。
特にこのゲームのタイトルである氷漬けになったDKアイランドで流れる新規BGM『トロピカルフリーズ』が、まるで「ようやくDKアイランドに戻ってきた。いよいよラスボスを倒して故郷を取り戻すぞ!」ってドンキーたちやプレイヤーを奮い立たせるシリアスな雰囲気の曲調なので一番好き。
実は元のトロフリがWiiUの不遇ハードなのも相まって、日本では約10万本しか売れなかった。
しかしこのswitch版の移植によって売り上げを3倍以上伸ばすことに成功したので、救われて良かったなと思います。

ということで、約50時間で200%クリアをし、次いでにリターンズHDもプレイ中ではありますが、正直このトロフリを超えることはないので、現状ドンキーコングシリーズの中では「歴代最高傑作」と証したい。
最高のゲームをありがとう!
【switch版】ドンキーコングリターンズ

って、何回リターンズするねーーん!
と、ダイレクトを見てマジでツッコミを入れてしまったドンキーコングリターンズ!ついにswitchにも上陸!
あの神ゲーがHD画質となり3DS版の追加要素を加えた作品となっている。
またニューモードにも少し仕様変更が加えられ、なんとお助けアイテムを3個から9個まで持ち込めるという、もはや高難易度ゲームとは程遠い仕様になり果てていた。
あの激ムズステージもゴリ押し可能ってこと??ただしマグマや海に落ちれば即アウトだが。
ただし既にリターンズをやり込んでいるプレイヤーからすると、ただHD画質になっただけで物足りない作品となっている。一応3DS版未プレイ、プレイしたけど忘れている、途中で断念した人ならプレイしてもいいかもしれない。
そのため既存プレイヤーによると、未プレイヤーや初見プレイヤーが相当うらやましいみたいですねえ。神ゲーなので!
先ほど紹介したトロフリの後に、現在全クリを目指してプレイしているゲームだけど、もう無茶苦茶面白いね!
唯一の欠点と言えば馴染みのキャラのリストラだが、それでもドンキーゲームに恥じないアクションとやりごたえ抜群の難易度設定は変わらないので、こちらもトロピカルフリーズ、ジャングルビートと並ぶ三大巨頭にはなりそうだ。
次いでにプレイの途中報告を言うなら、沼っていたステージがいくつかあったけど、トロフリハードモード全制覇者としてはロケットバレルでやられることが少なかったと言いたい。
みんなのトラウマ『コモリン』にも沼ることはなかったし、2-3のどきどき!ロケットバレルも初見で一発クリアしたという。特に後者はキャプチャーしとけば良かったと後悔。
難しいのは知っていたけどステージを全部把握しているわけもなかったのに、なんか自分でも怖いって思っている。
その他、クレムリン軍団がゲスト出演した作品
マリオシリーズ
実はスポーツ系がほとんど。
WiiU、3DS時期以降は出演していないが、それでもWii時期以前では多かったとされる。
主にクリッターとクラップトラップがね。マリオテニスGCでは「ドンキージャングルコート」でこのふたりが出ていた。とはいえギミックや背景扱いですが。


またボスであるキングクルールに関してはスーパーマリオスタジアムWiiのみ。多分クッパとキャラが被るから今まで出さなかった説はあると思う。
とは言え、普通に使用可能で、ストーリーでもテキストがあるので、新たな衣装込みでかなり貴重なクルールが見られる作品となっている。さらにクリッターたちもいるよ。色違いだけどね。

特にマリオストライカーズシリーズではクリッターがこのゲームで重要な「ゴールキーパー」を務めており、Wiiのチャージドの影響で個人的には一番好きなクリッター。
下っ端雑魚敵とは思えない勇姿を見せてくれるので、とにかくかっこいいクリッターが好きな方にはプレイして欲しいかな。ゲーム性は激ムズだけど。
スマブラシリーズ

現状最新作であるスマブラSPでキングクルールがファイターとして活躍しているのは皆さんご存知のはず。
彼が初登場したのはDXのフィギュアからで、「コンゴジャングル」という(SPだと「いかだと滝」)ステージにはクラップトラップが登場していた。つまりかなりの下積み時代を経験していた。

またfor3DS限定のモードフィールドスマッシュではクリッターと、ティキ族のティキドリー、SPでもクラップトラップがアシストフィギュアとして登場しているぞ。
こうしてみるとボスのキングクルールは勿論だが、クリッターやクラップトラップも任天堂ゲームにゲスト出演が多いことが分かる。下っ端の雑魚敵なので動かしやすいということなのだろう。

ちなみにこちらはフィギュア限定だが、スマブラX。
当時はたるジェットレースが発売されていた影響で、クランプやコプターを除くたるジェで登場していたキャラのほとんどがフィギュアとして登場していた。
その中には新クレムリンのカリプソ、キップ、キャス、クラッジのキャラの掘り下げもあったことから、今後シリーズで活躍するのではと思ったのは私だけでない、はず。
またこの影響かは知らんが、今でもこのたるジェクレムリンを評価しているファンも少なくはないとか。
そして逆に再登場したクランプとコプターが空気となった(海外でも話題率の低さ故に中には彼らが再登場していることを知らないファンもいる)。
まとめ。最近のドンキーコングについて
完全新作は出ずとも最近はUSJのドンキーコングカントリーがオープンして以降、ドンキーコング関連のグッズが販売されていき、何ならリターンズ発売を記念してか、一時期ローソンでは一番くじを開催していた。
今のところドンキーやディディーしかいないが、このようにドンキーコングシリーズを久しぶりに推してくれているから、古参としては嬉しいのではなかろうか。
これはアニメドンキー以来かもしれぬ。当時は人気がなく安売りされていたドンキーコングのカードゲームが今はプレミアがついているし。
まあ、トロピカルフリーズとリターンズが神ゲーであることが実際にプレイして判明したので、クレムリン軍団ファンであっても過去の作品は実際に買ってプレイしてみても良いかもね。
何ならアクション初心者向けのモードが3DS版よりさらにパワーアップしたリターンズHDも発売されて、売り上げも首位独占中であることだし、ドンキーコング完全新作発売前に復習しておこうじゃない。


最後に。クレムリン軍団ファンに向けて。
こうしてリターンズ以降はクレムリン軍団が不在となってしまい、最後に発売されたトロピカルフリーズも元々は2014年にWiiUで発売されたゲーム。
ドンキーコング完全新作は10年以上も音沙汰がなく、USJのドンキーコングカントリーでも彼らは未登場で、いつしか任天堂はキングクルールとクレムリン軍団のことを二度と復活させないのかと、今度を不安視する一部ファンもいる。
特にスマブラSPではファイターとして参戦しており、当時彼の参戦が決定した時には国内海外共に大歓喜させたので、任天堂もそれを認知している上での対応なのだろう。
前の記事で話した内容だが、GC~Wii時期のドンキーコングシリーズの売り上げは当時から見て低い部類であり、いくら彼らが敵役として活躍していたところで売れなければ意味がない。
その結果リターンズ以降リストラされてしまい新敵勢力が出てしまう結果となってしまった。もしあの段階で売り上げが多くあれば、リターンズにも引き続き登場していた可能性があったはずだろう。
一応スマブラSPの大反響でキングクルールを知るきっかけは作れたものの、クレムリン軍団自体を未だに知らないゲーマーも多い。
ワニ共の名前全員言えますか。クリッターやクラップトラップはスマブラでよく出ているから知っているにしろ、クランプやクラッシャとかは古参ファンしか知らないでしょうと(初代スパドンをニンテンドーオンラインでプレイしていたらいい話ですが)
つまりその反響を得てドンキーコング完全新作で彼らを再び宿敵にした超大作なゲームを作っているに違いないし、クルールが再びラスボスになるのは勿論のこと、たるジェットレースみたいに個性付けされた一部クレムリンがテキスト込みでエリアボスとして登場している可能性もあるということ。
てか、こうでもしないとクレムリン軍団がクッパ軍団みたいに今後のシリーズで登場し続け、人気になっていくのは難しい話だと思う。クルールのキャラも一部作品でぶれていたしな。キャラ設定って大事だから。
もし出来なければ、リターンズやトロフリみたいに魅せるステージ設計と高難易度設定で攻めればいいけど、トロフリの段階で超えるの無理じゃねって感じている。
だからこそ制作に関しては慎重になっているということなので、もしswitch2でドンキー完全新作の情報が出ても出なくてもいいので、今我々ファンに出来ることただ一つ。それは、
クレムリン軍団を復活させたいのなら、ひたすら愛を伝え続けるべし!
結局これなんよ。
SNS、ブログ、YouTube、もうどこでも良いから、思い出とか好きなクレムリンについて喋ってくれ。自分が辞めてロム専となったXで「クレムリン軍団」と検索かけたけど、呟いている人少なすぎるし、イラストも少ないんよ。本当に好きならもっと増えてもおかしくはないはず。
新作出てないのもあるけど、やっぱり今の状況だからこそだよ。まあ、イラストは描かんでいい。難しいし。とりあえず何でもいいからクレムリン軍団についてなんか呟け。そうでないと任天堂に認知されんやろ。
どうやらリターンズHDを購入した方向けに任天堂から「アンケート」が届いているので、もし届いている方は絶対に答えよう。これが任天堂に認知される一番の方法だぞ。
あと、これはファンとしてのマナーとも言えるけど、
ティキ族やザ・スノーマッズを叩くのは、クレムリン軍団ファンの民度が問われるので絶対に辞めて頂きたいね。
主に海外だけど過去には日本にも一部いて、最近はクルールやクレムリン軍団が新作やUSJに登場していない影響でティキ族叩きがたまに問題となっているんよ。
自分もXでクレムリン軍団のネタを調べるために海外検索で「kremling」と付けて検索かけたら、まあびっくりしたよね。
「ティキは失敗だ」「コイツらじゃなくてクレムリンをUSJに出せ」が大半だった気がする。
それどころかイライラして愚痴を超えた暴言だらけの記事を上げるほどであった。
そもそも叩く相手が違うし。何で現実で何も悪事をしていない彼らに八つ当たりするのか。むしろUSJで登場しているのボスのティキトングのみやぞ。さけぶ柱もちょっこっといたけどな……
正直言って自分もあんな暴言を出して記事なんて上げたくないんよ。普通に読む側も不快になるし、下手したら炎上するかもしれんし。
何よりその叩きポストを見たティキ族ファンが一番不快になるので、クレムリン軍団ファンとして本当に辞めて頂きたい。
もしやった暁には、クレムリン軍団ファン辞めて頂いて結構。
てなわけで、最後にネガティブな注意事項になったけど、やっぱりドンキーコング完全新作が楽しみすぎて、もうどんなゲームになっても発売日に買おうと思った。
クレムリン軍団の有無問わず、高難易度ゲームをプレイして己を鍛えたい欲が出たからさ。
まあ、それでもクレムリン軍団が新作に復活して、今後のドンキーコングシリーズで活躍してくれるのが一番の願いなんだけどね!
もし完全新作でキングクルールとクレムリン軍団が復活した時には大歓喜して、その作品は絶対に定価で買うようにしよう!
リターンズ以降リストラして18年も出番なし、という二の舞を起こさない為にも、リターンズWiiを超える「100万本以上」の売り上げを目標に今後も彼らを応援していこうじゃないか!それが真のファンだから!
今日はここまで。
ではまた